2024年入職 Kさん

所属部署 こども支援課 主事
職種 児童クラブ補助員
入職年月 令和6年4月
卒業学校 新潟青陵大学
出身地 小千谷市

入職のきっかけ

学生時代の実習やボランティア活動、研究を通じて、子どもの福祉に興味を持ちました。
子どもたちが安心して過ごせる「居場所」を提供できる職に就きたいと考えるようになったのがきっかけです。

子どもの福祉分野には多くの職種がありますが、私は現場で子どもたちと直接関わり、できるだけ長く一緒に過ごせる仕事に就きたかったため、児童クラブ職員としての求人があった柏崎市社協に応募しました。

県内のほとんどの市町村では、児童クラブ職員は非正規雇用ですが、柏崎市では正職員採用を行っており、子どもの福祉に力を入れていると感じています。

現在の仕事内容

子どもたちが児童クラブに登所してくるまでの時間は、主に受入れ準備を行っています。
具体的には、子どもたちが使用するおもちゃや文房具などの教材の買い出しや、児童クラブ運営に必要な書類の準備、子どもたちが快適に過ごせるように準備します。

子どもたちがクラブに到着してからは、デスクワークはせずに、子どもたちの対応をメインに行います。
子どもたちが安心・安全に過ごせるよう、声掛けや見守りを行い、トラブルがあれば対応し、その日のうちにフォローし、子どもたちが笑顔で帰れるように心がけています。

保護者の方が迎えに来た際には、お子さんの様子を伝えます。

また、今年度からは研修担当も任されており、児童クラブ職員のスキルアップを目的とした研修会の企画・準備を行っています。
講師探しから講師への依頼、日程や内容の調整を行っています。

仕事の面白さ

子どもたちの変化や成長を見られる瞬間がやりがいです。
支援を続けて、今までできなかったことができるようになったときは本当に嬉しいです。

また、「今日は調子が悪そうだな」「最近こんな行動が多いな」といった子どもたちの小さな変化に気づき、すぐに対応できるのも、学校とは違う自然な姿を見守る児童クラブ職員ならではの役割だと感じます。

自身の成長を感じたこと

対応が難しい子どもへの声掛けや、トラブルが発生した際の対応は、自分なりに工夫して行っています。
例えば、大声を出す子どもには深呼吸を促したり、それがうまくいかない場合には別の方法で接したり、もちろん全てがうまくいくわけではありませんが、子どもたちにすんなり話が伝わったり理解してもらえたときは「うまくいって良かった」と思います。

また、子どもたちに接する際に、根拠を持って対応することを意識できるようになったと感じています。

これまでの仕事で大変だったこと

入社して間もない頃は、社会人としての責任やプレッシャーに押しつぶされそうになることもありました。

日頃から専門職として根拠と責任を持って子どもたちと関わるように言われているので、自信が持てないときは先輩に相談して、一緒に対応を考えてもらったり、アドバイスをもらうことで助けてもらいました。

特に夏休み期間は、朝から夕方まで子どもたちがクラブにいるため、体力的にも精神的にも大変です。

一日中、子どもたちのエネルギーを受け止めながら、安心・安全な環境を提供し続けるには気が抜けません。忙しい時期には職場の先輩とのコミュニケーションも減りがちなので、報連相をしっかりと心がけています。

また、1年を通して変化のある仕事なので、覚えたことを次にいかせるのは翌年ということもあり、年間のTO-DOリストを作成し、やるべきことや準備の目安をリスト化して、来年度以降も活用できるようにしています。

子どもたちの個性により、「この子にはうまくいったけど、別の子には通用しなかった」「昨日はうまくいった対応が今日はうまくいかない」といったことが多く、試行錯誤の連続です。
そのため、支援員同士で情報共有し、個人記録やメモを残して、長期的に子どもたちの変化を見守るよう努めています。

今後の目標

もっと子どもたちと深く関わり、子どもたちの成長や自信の獲得につながるような支援をしていきたいと思っています。
まだ分からないことやうまくいかないことも多いですが、先輩方の働く姿を見て学びながら、少しずつ成長していきたいです。

柏崎市社会福祉協議会の良いところ

児童クラブ職員が正職員として働くことができ、福利厚生も充実しています。
相談に乗ってくれる、信頼・尊敬できる先輩が多く、働きやすい環境だと思います。
多様な分野の専門職の方が揃っていて、こども支援課では福祉、保育、教員など、様々な視点から仕事を学ぶことができます。
1年目から幅広い業務に挑戦できるのも魅力だと思います。

1日の仕事の流れ

9:25 出勤
9:30~ 換気、水くみ、メール、留守電確認、昨日の引継ぎ
クラブ運営の準備業務、事務作業、買い出し、環境整備など
12:30 昼休み
13:30 児童クラブ受入れ準備
15:00 児童登所
学習時間 (20分)
自由時間
16:55 静か時間(※)、帰りの支度、
出欠席入力、日誌記入、掃除
18:30 退勤 クラブを閉めて退勤します。
※静か時間は、テレビや勉強・読書・おえかき・ぬりえ・うつし絵・おりがみ・ゴロゴロなど静かに過ごす時間です。投げたり、音を出したりする遊びや、戦いごっこなど、クラブ室を走り回る遊びはできない時間です。

休日の過ごし方

アルビレックス新潟のサポーターとして、試合がある日はスタジアムで応援しています。先日も国立競技場まで足を運び、応援に参加しました。
試合がない日は、最近ハマっているサーフィンや海でのスキンダイビングを楽しんでいます。

雪が降ればウィンタースポーツをしたり、温泉も好きなので、スポーツの後にはよく温泉に立ち寄ります。
特に野沢温泉が気に入っていて、月に一度は訪れるようにしています。