職員の赤裸々日記                                                 

平成16年11月29日(月)雨のち晴れ お当番:まめ

「書類整理は不要か?日記」
 土日お留守にしていたら、小千谷のボラセンでは浦島太郎(笑)でも、電話も少なめで(少なめといっても、判断に困る内容のものが増えてきてます)、書類整理に専念する。「どうせ、見直すこともないんだから、そのままダンボールにいれておけばいいんじゃない?」という声もありますが、個人的にはきれいに保管しておきたい。見直すこともないなら、なおのことスリムにしておきたいし・・・ということで、ひたすら書類整理。わたしは幸せだけど、こういう作業が嫌いな方は、苦痛だったことでしょう・・・つきあわせてしまったみたいでごめんなさい。
 そんな中、川口町のきのこ工場で作業したボランティアさんが、カビを吸い込んで入院したというニュース。小千谷市にもきのこ工場があり、そこからのボランティア依頼もあったというので、急きょ過去の記録をひっぱりだしてきて、いつ誰が行ったかの確認作業・・・あぁ、書類整理していた甲斐があった・・・といっても、まだ整理途中だったので、完全ではなかったのだけど、過去の書類を見直すこともあるんだ・・・ということに背中をおされて、さらに整理作業に力が入る。でも、まだまだ先は長い・・・私がいく間におわるかな・・・ドキドキ。


平成16年11月27日(土)雨 お当番:まめ

「新発田行き日記」
 昨日の夜は、すごい風だった・・・。家が揺れて、地震と同じくらいこわかった。MINIがひっくりかえってしまうのではないかというくらいの風で、本当にドキドキ。柏崎の海岸線では、ずいぶん被害がでたらしい・・・。
 今日は、社会福祉士会の基礎研修会を受講するために、新発田へ。日本社会福祉士会では、資格取得後の生涯研修をサポートするためのシステムがあって、基礎研修会というのは受講が必須となっています。でも、取得後ずいぶんたつというのに、わたしはまだ1度も受講できていなかったのでした・・・。なかなか仕事の都合でいけなかったのだけど、今年は11月に新発田、12月に佐渡で開催されるということで、やっと日程の調整がつき、新発田までいってきたというわけです。遠いかな・・・と思っていたけど、高速道路のおかげで、予想よりずっと近かったので、よかったよかった。それから、この基礎研修も今日受講したことで、過去3年分の研修についてさかのぼって申請することができるとわかったので、それもほっとしました。


平成16年11月26日(金)雨時々晴れ お当番:まめ

「本部長日記」
 昨日は、合併調印式で小千谷行きはおやすみ。午前中、ベルナールで無事に調印式をすませました。午後は、仕事がいっぱいたまってたけど、ん〜やる気イマイチ(^_^;)必要最小限のことをして、あとはみんなにお願いしておわりにしちゃいました。ごめんなさい。
 今日は、全体的にスタッフが少なめで、朝から電話対応に追われる。午後からわたしは、長岡で開催される災害ボランティアセンター本部長会議に出席することになっているし、午後から帰ってしまうスタッフもいるということで、ニーズ班以外にも助っ人をお願いして、小千谷を出発。本部長代理として行ったはいいけど、ほかの市町村はみんな事務局長さんだった・・・あぁ失敗。でも、おかげで、ずっと知り合いになりたいと思っていた方と名刺交換することもできたし、収穫大。よかったよかった。
 事務所にもどってやらなくてはいけないこと。それは広報の原稿。・・・やっぱり催促の電話がきてしまった・・・「帰りにもっていきますから」といった時点で、原稿は真っ白。無理やりフランス語のような字で原稿をまとめ、こっそりまた印刷屋さんのドアにはさんで帰ろうと思ったのに、えっ!まだ電気がついてる(@_@)いつも本当にごめんなさいm(__)m


平成16年11月24日(水)晴れのち雨 お当番:まめ

「ベストマッチング日記」
 今日から助っ人に来られた群馬町社協の方に声をかけられてびっくり。2年前、埼玉で開催された研修会でご一緒させていただいた方でした。こんなところで一緒になるなんて・・・・おぼえててもらって、とっても嬉しかったです。
 今日も、ボランティアさんは少なめで、ニーズの電話も少し落ち着いているということで、PCの打ち込み作業や、これまでたまった様々な書類を保管するための整理作業などに着手。いずれもわたしの大好きな作業ばかりなので、かなりイキイキやっていたのでしょう。まわりの方から、ベストマッチングができたと、笑われていました(笑)もちろん、整理整頓も忘れません。わたしに怒られないように、しっかり片付けるようにという申し送りまで・・・・いやいや、怒りませんって(笑)
 スタッフミーティングで、きいたはなし。ボランティアのIDカードをさげた人が、総合体育館で炊き出しをもらい、寝泊りしている。それも、夜は酒を飲んで騒ぐので、苦情がでている・・・と。なんってこった・・・・。


平成16年11月23日(火)晴れ お当番:まめ

「赤紙日記」
 昨日は初日だったので、わたしもボランティア受付に並びました。そこに、豊栄市の小学校から届いた応援メッセージが貼ってあって、「あれ、これってもしかして・・・」と気になったメッセージがあったのです。昨日の夜さっそくきいてみたところ、知っている方の娘さんのメッセージだということが判明。こんなところで・・・と思わずちょっと感激しました。
 今日は、祝日だけど、ちょっとボランティアさんが少なめ。昨日からはいられるようになった浦柄地区にも大勢のボランティアさんを派遣したいのだけれど・・・。マッチング班と連絡をとりながら、今日のニーズや人数を調整する。そして午後は、ニーズ調査のために訪問。駅前周辺だったので、車を停めて11件、歩いてまわる。「こんなことを頼むのは悪い・・・」と、なかなか遠慮があってボランティアを頼めなかった方もいたり、親戚が手伝いにきてくれて落ち着いている方もいたり。でも、どこのお宅も私たちの訪問を快く受け入れてくださったのが、印象的でした。おひとり、軽度片麻痺のある単身の男性。阪神大震災のときには、自分も手伝いに行ったり、大勢の人を送り込んだが、それが今、自分のところにもどってきたのだと思うと、わたしたちの訪問に涙を流してくださり、思わずもらい泣きする。座っているといつでも揺れているような気がする、子どもが一緒に住もうといってくれるけど、やっぱり住み慣れたところがいい、「がんばるから!」といわれ、本当に胸があつくなりました。そのそばのお宅は、赤紙。ボランティアをたのんだけれど、家屋に入るのは危険と判断されたとのこと。実際に中にいれてもらう・・・つい、「このぐらいなら・・・」と思ってしまうのだけど、家の方も「もし万が一、ボランティアさんに何かあっては困るから」と納得してくださっている。でも、家族ははいらないわけにはいかないので、運び出したものの仕分けなどを手伝ってもらえるといいんだけど・・・という話も。思わず、医療行為が認められていないヘルパー業務のことを思い出してしまった・・・家族はやっているのに、なぜできない・・・。様々なことを考えさせられた訪問活動でした。
 小千谷は、かなり大きな規模で、災害ボランティアセンターを運営しているため、全国の社協職員が助っ人にきていたり、長期ボランティアの方がはいっておられたり。でも、このままずっとというわけにはいかないので、今後の対応をどうするかの判断も必要になってきます。わたしは、小千谷から近いということもあって、様々な方から今後も継続してサポートしてほしいといわれました。わたしもそう思います。でも、阪神のときはこうだったからこうするべき、もっとこうあるべき、もっと○○しなくては・・・ときいているうちに、ちょっと居心地が悪くなりました。「小千谷の人の思いはどこ?」・・・。みなさんが、小千谷のことを思っていっているのはわかるのだけど、だんだん、この人たちが守りたいのは自分たちが作り上げたシステムなのかな・・・とつい思ってしまうような場面も・・・。「地震」というところでは、阪神につながるところはあるけれど、被害状況も地域の成り立ちもすべて異なります。そのことをしっかり理解していないと、何かおおきなまちがいをおこしてしまうのではないかと、不安になりました。・・・失礼なことを書いたかもしれません・・・ごめんなさい。
 ニーズ班で一緒に作業している磯部くん。若いのにテキパキ仕事をこなしていてすごいなぁ〜と思ったら、まだ学生さんとのこと。ミーティングの終わったあと、宿泊施設までわたしが送っていくことになり、今日も車中いろいろお話をしました。社協の人ばかりなのに、学生の自分がこんな大事な仕事をやるなんて・・・ととっても恐縮しているけれど、十分やりこなしているし、彼にとってきっと貴重な体験になることでしょう。あともう少し、がんばってね。


平成16年11月22日(月)晴れ お当番:まめ

「片付け魔日記」
 小千谷ボラセンへ。早めにでたのだけれど、武石トンネルをすぎたところには、大きく道がくずれているところが数ヵ所あって、長い待ち時間の片側交互通行。桜町トンネルと抜けたインターのあたりも、大渋滞。約束の時間ギリギリの到着。
 午前中は主に、ニーズ依頼のあったお宅の地図を調べたり書類を作成してマッチング班(実際のニーズ票をみて、「どこどこで○○の作業、男性○人、女性○人、いってくれる人いませんか?」と登録の済んだボランティアさんとマッチングさせる班)へ届ける仕事。小千谷は住所や番地が入り乱れていて、慣れないうちは時間がかかってドキドキしたけど、もともと地図をしらべるのは嫌いではないので、地図と電話帳を駆使してなんとかこなす。昨日よりは電話が少ないというが、ちょっと救い。落ち着いたころをみはからって、ニーズを掘り起こすための民生委員さん訪問に同行。被害の大きかった浦柄地区が、今日からちょうどはいれるようになったということで、検問を通って民生委員さんのお宅へ。土砂崩れで川が数ケ所寸断されてしまったために、わたしの身長ほどのところまで土石流の跡・・・。地震災害と水害が一緒にきてしまったこの地区はドロだらけで、自衛隊が復旧作業にあたっている状態。昼間は片付けにきているという民生委員さんが、「遠くからご苦労様!」とにこやかに声をかけてくださる姿に、わたしの方が思わずじーんとしてしまう・・・。午後もいろいろな地区をまわらせていただいたけれど、地域によって被害はかなり異なります。自分自身も被災している民生委員さんが、何日もかけて避難所をまわって気になるお年寄りの安否を確認したことなどきいて、なんというか、地元のつながりの大切さというか、自分たちの無力さ?というようなことをたくさん考えました。明日は、民生委員さんから気になる方ということでリストアップしていただいたお宅を、まわることになります。
 夕方、今日のまとめやら明日の準備やら・・・。わりとスタッフが大勢いたので、地震発生後から本当にバタバタしていたであろう事務所の片づけをこそこそとやらせていただく。大事な書類がどれかが判断できなかったり、作業スペースのせまいのが気になっていたので・・・あぁすっきり。その後も、口は話をしながら、手があちこち片付けているというので、まわりからは、すっかり「片付け魔」の異称をいただいたしまったのでした。
 夕方、5時半くらいから全体のスタッフミーティングがあって、その後に社協スタッフの打ち合わせがあったり、明日の準備があったり。柏崎にもどってきたのは、10時近くになってしまいました。・・・車をおくついでに事務所に寄って、そのときに少しずつ広報の原稿も書けばいっか・・・なんて思ってたのは、甘かった?


平成16年11月21日(日)雨 お当番:まめ

「今からドキドキ日記」
 昨日の夜は、ハモ姐‘S2周年記念ライブでした。ついでに、まめ情報(毎週1回配信している迷惑メール)をうけとってくださる方が200人を超えたので、勝手ながらそのオフ会も兼ねさせていただきました。久しぶりの顔にもたくさんあえて、楽しい夜でした。
 今日、MINIでお買い物におでかけ。駐車場に車をとめようと、バックギアにいれるも、あれ?前にでる。もっかい・・・あれ、また前に出た。え〜っと、バックの時はギアをひっぱっていれるんだから・・・・あれ?また前にでた。・・・あぁ、白い車が目の前に迫る、まわりは大渋滞・・・・。どうやら、これがラストチャンス。これで下がらなかったら、白い車に「カツン」はまちがいない・・・落ち着いて落ち着いてクラッチを離してみる・・・・神様っ!

 あぁいかった。無事さがった。このスリルもたまらないと思いつつ、渋滞に巻きこまれてしまったみなさまに、心からお詫びします。
 明日から、小千谷のボラセンへ通うことになったので、その準備もろもろ・・・。さしあたってやっておかなくてはいけない仕事・・・「福祉のひろば」か・・・。まぁ、夜少しずつやれば、なんとかなるだろう、あとは・・・まぁ、なんとかなるか・・・。必要なことは、メモ書きで他の職員へ依頼。朝は早くて、職場に入れないので、車の鍵をもって帰宅。あぁ・・・ちゃんと手伝いできるかな・・・ドキドキ。


平成16年11月19日(金)雨 お当番:まめ

「平成18年度の事業計画・・・日記」
 昨日、市から委託されている給食サービス事業の予算について、市の担当者とうちあわせ。この事業、合併後どうするか、実はなかなかの難題。柏崎の中心部は、福祉センターから6台の配食車が毎日昼食をもってでるし、遠方は、2つの特別養護老人ホームに委託して夕食を配達。西山町では、週に1回の配食サービスがあるけれど、まったく形態がことなるし、高柳まで事業拡大するためにはどうする?・・・というような様々な課題あり。まずは、ニーズ調査をしてみなくてはわからないのだけど、絶対にサービスを低下させることなく、事業を拡大していきたい・・・。
 合併の申請をするためには、平成17年度と平成18年度の事業計画書と予算書が必要ということで、先週からわしわしとつくってきましたが、昨日の午前中が最終締め切りでした。もろもろなおしがはいって、今日は朝から最後の読み込みと修正に専念していました。合併したことをイメージしつつ、合併1年後のことをイメージしつつ・・・あぁ頭がこんがらがる・・・。毎年2月ころにひーこらひーこらやっている作業を、いま終わらせてしまえば、冬は少し楽になるのかな?計算上はそうなるはずなんだけど・・・そうなの?どうなの?
 そうだ。今日から1週間ほど、MINI乗りになります。今にもこわれそうな音、もげそうなウインカー・・・くぅ〜たまらん。


平成16年11月17日(水)晴れ お当番:まめ

「成年後見活用講座日記」
 昨日は、午前と午後と1件ずつ、権利擁護事業の訪問に同行することになってました。まずは午前中・・・あれ?支援員さんがこない・・・ん?どうしたのかな、わすれちゃったのかな・・・・・・・・・・あっ!明日に変更になったんだった・・・・あぁ電話しなくていかった(恥)午後は無事に訪問。金融機関の対応が、可能かどうか返事まちということでちょっと心配・・・。そうそう。お昼は、今年からスタートしたサロン「ここキッチン」でお昼をごちそうになりました。知らない顔ぶれがあつまっても、すぐにうちとけてしまうあの雰囲気が大好きです。
 今日は、社会福祉士会との共催で、福祉関係者のための成年後見活用講座。受講料が7000円と高額にもかかわらず、人気の講座です。司法書士さん、弁護士さんの講義のほか、実際に申し立てをする演習も行いました。なかなかとっつきにくい制度ではあるのだけど、実際に日々の業務の中で必要なケースをお持ちの方もいるために、1度演習を経ると、少しイメージがつかめるような気がします。1日みっちりの講座ですが、みなさん最後まで集中してくださり、よかったです。1月には、一般市民むけの研修を実施する予定。今日の講座をみて、1月の内容をどうするか少しイメージがふくらみました。


平成16年11月15日(月)雨 お当番:まめ

「新規訪問日記」
 保健師さんから、権利擁護利用希望の相談をもらっていたので同行訪問。少ないお金をやりくりして、なんとかやっていきたいとのこと。そんなところに今回の地震。ずいぶん家も傷んでしまって、家の中にはいるとあちらこちらが斜めになっている状態・・・。なんとか、制度を駆使して、自己負担が少なくなるといいんだけど・・・。


平成16年11月14日(日)くもり お当番:まめ

「修行日記」
 昨日の午前中、急きょ父と一緒に小国へいってきました。父にとっては、生まれ育った小国なので、あちこちに残された地震の爪跡、ショックだったようです。倒れてしまったお墓、なんとかひとつくらい起こしたいと思っても、やっぱり無理・・・。小さいな延命地蔵さんでさえ、ちょっと動かすのが精一杯でした。このまま冬を越すのは、本当に切ない・・・どうかこれ以上の余震がありませんようにと願うばかりです。

 午後からは、十三代目長兵衛さんのボックスアート展をみて、まだナイショで営業中の素敵なカフェへ。すっごく幸せな時間をすごしてまいりました。で、夜は車楽祭の打ち上げだったので、飲み放題に負けないように入念な準備運動を行い、夜のまちを満喫。途中、わけあって負傷者がでたために、会場を我が家に移して、たくさんいただきました。あぁ〜楽しかった。
 で。今日は市長選挙です。ちょっと外出やだモードのばあちゃんを引っ張り出して投票へ。久しぶりのお友達に何人か会えたので「ね、よかったでしょ、ばあちゃん」(笑)
 午後からは、まちづくり学校の方が、鵜川地区でWSをやるというので、お手伝いというか、FGの修行としてご一緒させていただきました。まだまだ書くだけで精一杯・・・でてきた内容を吟味して集約していく作業は、講座で学んだことを実践していく瞬間・・・という感じで、本当に勉強になりました。また次回も都合がついたら、ぜひご一緒させていただきたいと思ってます。
 ご一緒させていただいた池井さんは、今は長岡のボラセンに詰めていらっしゃいます。毎日発刊している「かわらばん」をもらい、「おぉ!こういうのがほしかったのですよ!」と感激。
http://www.nponiigata.jp/jishin/archives/cat_oueeoeooeoiaieeo.html
さっそくみんなに流さなくっちゃ。


平成16年11月12日(金)晴れ お当番:まめ

「久々のきれいな部屋日記」
 今日は代休を確保したいために、昨日はわしわしと福祉教育研究発表会中止の案内を発送しました。かなりの量なので、絶対間に合わないと思ったけど、奇跡的に終わった!でもあらためて、すでに参加申し込みをもらっていた名簿をみると、あきらかに例年より多い・・・いつもだったら、しめきりがおわってから、再度FAXで「お申し込み、お忘れではありませんか?」といったような案内をだすのだけど・・・。ドキュメンタリー映画「こどものそら」もぜひたくさんの人にみてもらいたかったし、あぁ〜残念。最初は、準備も遅れていたし、中止になってちょっとほっとしたこともあったのだけど、なんだか急にガッカリしてしまった・・・。
 今日の休みは、近頃ずーっとバタバタしていて、ひどい部屋で寝るだけの生活をしていたので、お片づけ。夜はハモ練のため、久しぶりにお歌の練習も。ちょっとまったりしつつ、充実の1日でした。


平成16年11月10日(水)くもり お当番:まめ

「あぁ中止日記」
 午後から合併協議会。今回が、一応最後の合併協議会。全部の協議項目が終了し、11月25日の調印式を迎えることになります。・・・といっても、実際の事業展開については、まだまだこれからなのだけど・・・。
 その後、もう一度会長と、福祉教育研究発表会の実施について協議。月曜日の大きな余震もあり、慎重にいろいろな方向から考えた結果、今年は中止することに。文書を発送するまえに、まずは大急ぎで発表校や後援団体、来賓の方々に電話を入れる。明日は、再度400近い文書を発送しなくては・・・。
 最近、ある団体があるイベントにむけてミュージックベルを練習していて、なぜかその練習にいつも参加させてもらっています。楽譜をよめないみなさんばかりで、最初は「およ?だいじょぶ?」と思ったり「まぁなんとかなる?」と思ったりドキドキしてましたが、練習を重ねてくると、なかなかすばらしい。練習が楽しみになりました。みんながんばれ!


平成16年11月8日(月)晴れ お当番:まめ

「ゆれるゆれる心もゆれる日記」
 もう1週間以上締め切りがすぎてしまっている来年度予算案の提出・・・さすがにもうぶっちはできないということで、地震対応の書類整理を早々に終わらせて、予算にはまる。合併の関係で、シミュレーションもいつもと異なり、予想以上に時間がかかってしまう・・・あぁ〜頭のなかいっぱいいっぱい。そんな中、今日の午前中は余震が多くてゆれるゆれる・・・一発目、久しぶりの大きなゆれがあったのは、立って次長と予算について相談していたとき。一瞬ふらっとして、「おっ!一度でいいから経験してみたかった貧血かしら?立ちくらみかしら?」と思ったら地震だった・・・。「ゆらゆら」という感じの揺れ方だったけど、ずいぶん長かった。その後は、ゆれるたびに、気もそぞろでなかなか予算も進まない・・・。22日に開催する福祉教育研究発表会については、先週、一応開催を決定したものの、今日の余震でまた心も揺れる・・・。福祉まんがコンクール入選者への通知発送も迷っていたけど、お昼休みに局長と相談し、午後から発送を済ます。予算は無理やりまとめてみた。いずれにしても、高柳さん、西山さんとのすり合わせも必要。見積もりをとらなきゃいけないのもあるしな・・・。でも、ちょっと先がみえてほっとした。明日もがんばろ。
 最近はなかなか自宅でゆっくりする時間がないのだけれど、少し時間ができると、甥っ子に興味津々。今日は、運良く入浴を見学?できた。ばあちゃんも一緒に初見学。テーブルの上で脱がされるところをみんなにのぞかれ、主役が風呂場に行けば観衆も民族大移動(笑)ある意味責任のないあたしにしてみれば、元気に泣く声もかわいくて仕方ない(おねえちゃんごめん!)。地震にもめげず、元気に育ってね。


平成16年11月6日(土)晴れ お当番:まめ

「お墓が・・・日記」
 久しぶりにパンツを脱いで気持ちよくねてみたけれど、夜中の3時にゆれた・・・。1回ならそのままでいようと思ったけど、続けてもう1回ゆれたので、夜中にパジャマを着た・・・あ〜あ。早く心置きなくまっぱで寝たい。
 今日は小国のボランティアセンターへ。朝もやと霜の降りた野原がきれいで、地震で傷んだ道路や表情のかわってしまった山々とはなんだかミスマッチな感じ。小国でも、民家からの依頼は少なく、小国社協の事務局長さんと、最近の情報交換をしたり、ぐちをいいあったりするだけで何もせず(^_^;)父の実家が小国なので、そこをまわって帰ります!と失礼する。・・・その前に、ずっと気になっていた小千谷へまわってみる。どうか、渋滞で迷惑をかけませんように・・・と思いながらボラセンにつき、研修で仲良しになったNさんのところへ。被災者でもあるNさん、疲れは見えるけれど、持ち前の明るさは健全。外にはたくさんのボランティアさん、電話はひっきりなし・・・これをとりまとめる中心となるNさん。割り切って仕事できるようになるには、山あり谷ありだったという話をきき、混乱の様子が伺えた。柏崎刈羽地域のボランティア調整業務が落ち着いたら、なんとか応援にきたい。実際、本部の仕事を手伝うとなれば、最低でも3日くらい続けてきてもらえると助かるとのこと。柏崎から車でほんの30分の小千谷・・・復旧にはまだまだ時間がかかりそうです。
 小千谷からの帰り、実家のお寺による。お寺の前にある大きな銀杏の木が黄色く色づいて、一番きれいなとき。大きな栃の木の実が、時々「カサッ」と落ちて、あぁ〜秋だなぁ〜と思うのだけど、まわりの様子は一変。お墓が見事におちている・・・毎回お参りを欠かさない延命地蔵様も下に転がり、ゆがんで開かない戸の隙間からのぞいた本堂の中もバラバラ・・・。でも、ひとりで直せるものは何一つなく、手を合わせて帰ってきました。来週あたり、みんなで直しにこられるかな・・・まだ余震が続くのかな・・・。 


平成16年11月5日(金)晴れ お当番:まめ

「要請はなくとも・・・日記」
 3日の日、震災被災者向けの緊急小口資金の貸付事業で、全国の社協から6人の方が助っ人にきてくれた。柏崎でどれだけのニーズがあるだろう・・・それを思うと、その受付は私たちがまかるから、どうかコーディネーターが不足している被災地へ助っ人にいってもらいたい!と心から思った。コーディネーターは、1日や2日行ったのではなかなか実務をこなせない・・・現地の地理もわからなければなおのこと、電話の応対もまともにはできない。まとまった休みがとれるなら、とんでいきたいとも思う。だからなおのこと、全国から集まった社協マンが、約1週間柏崎にきてくれるときいて、わたしたちのかわりに小千谷や川口へいって欲しい!と思った。県社協に、現場の声として言ってみた・・・「計画にのっとってやっていることだから、変更はできない。このことは、あなたの個人的な意見としてきいておきます」といわれた・・・。その日は、布団にはいっても、ずっとイライラしていた。社協がいますべきこと・・・資金の貸付ももちろん大切だけど、こんなときに社協マンが本領発揮すべきは現場のコーディネートではないの?・・・計画にそった展開・・・でも、いつでも必要に応じて柔軟に対応していけるのが社協ではないの?・・・現場にいるわたしたちの声は信用してもらえないの?・・・だんだんさびしくなってきた・・・。みんなが大変なとき・・・みんながそれぞれよかれと思ってやっているはずなのに、何かベースの部分で温度差があるみたいで悲しかった・・・・。
 4日の午前中は南鯖石コミセン、午後は田尻コミセンの臨時出張へ。南鯖石へいく途中、大きな余震があったらしい・・・わたしは車に乗っていたので全然わからなかった。5日の午前中は半田コミセン、午後は中通コミセンへ。ボランティアの要請は0件・・・でも、水害の時、本当にボランティアを必要としている人のところへちゃんと情報周知ができていたか・・・という反省があったので、今回は行かないと気がすまなかったという感じ。こうやって、対策本部の方と一緒に地域を回ることで、何かあった時「あぁ〜そういえば・・・」とボランティアセンターを思い出してもらえれば、いいなと思ったりしました。


平成16年11月3日(水祝)晴れのち雨 お当番:まめ

「静かだ・・・日記」
 昨日は、市の地震被害なんでも相談の臨時出張に同行させてもらい、午前中は北条コミセン、午後は中鯖石コミセンへ。いずれも、20件を超える相談がありましたが、ボランティアの依頼は0。それでも、チラシを配布したり、説明してきました。県社協では、地震被災者のための緊急小口資金もはじめるというので、そのこともPR。必要としている人のところに、なんとか情報がとどきますように・・・。
 今日は、被害の大きかった鳥越地区に、11人のボランティアさんが出掛けてくださっています。手伝いを頼みたいお宅がたくさんあるというので、現地では町内会長さんが指示をだしてくださるとのこと。ご協力に感謝!午前中で作業も終わって、お昼にはボランティアさんが戻ってこられました。事務所の方は、電話も比較的少なく、静か。電話は、報道関係からがほとんどで、「今日のボランティアさんの出動は?」「11人です」というと、ほとんど拍子抜けされるみたい・・・・あぁ〜微妙・・・。
 本当は、私の中で11月3日は登山の日。黒姫山、登りたかったなぁ・・・ラーメンとワインもって。でも、午後になって雷と雨・・・やっぱり無理だったとあきらめて、春のお楽しみにしておこう。


平成16年11月1日(月)晴れ お当番:まめ

「今回の対応は万全だったか?日記」
 昨日は、お友達の結婚式で、ハモ姐‘S歌わせていただきました。おめでたい席で歌わせていただいて、とっても光栄。おふたりが末永く幸せでありますように・・・。夜は、毎月恒例のB’屋さんライブ。今回はハロウィンパーティーということで、みんな仮装しての参加。余震が心配されているので、参加はいつもより少なかったけど楽しかったぁ。わたしは、ハモ姐‘Sではなくまた修行の身としてライブ参戦。かなめ師匠、ありがとうございました<(_ _)>
 今日は、2日の理事会評議員会に出すべく、今回の地震対応についての資料づくり。地震発生後から31日まで、ボランティアしたい、物資を送りたいなどの問い合せや、被害に関する調整などなど、電話の件数は500件以上。多いと見るか少ないと見るか・・・。そのときそのときで、考えられる最善の対応はしてきたつもりだけど、次回(・・・次回はないにこしたことはない!)への教訓は、かなりありそうです。



                            
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