職員の赤裸々日記

平成13年11月30日(金) くもり  お当番:まめ
「ウイルス日記」
 福祉のひろば締め切りに追われる来週に備えて、こまごまとした事務整理。12月に福祉センターで開催されるクリスマスパーティーの案内を発送したり。センターのサロン、口コミで来週は8人の参加。たまたまボランティアさんのお休みが多い日なので、ちょっと作戦をたてたり。
 午前中、お友達から電話。「うちのパソコン、ウイルスに感染したから、メール開かないで!」って。
 ・・・・・昨日、すでに開封済み。よく添付ファイルをくれるお友達で、たまたま前日にメールを送ったところだったので、何の疑いもなく添付ファイルをクリックしたのでした。そしたら、パッとファイルが消えたのであれ?とは思っていたのですが。これがウイルス?とも思ったけど、普通に動いているので、ちっとも深く考えませんでした。慌てて自宅に電話して、母にパソコンを使わないようにと連絡。あとは、家に帰って、じっくり調べつつ・・・・


平成13年11月29日(木) 雨のち晴れのち雨  お当番:まめ
「充実の一日?日記」
 朝イチで、元気館の保健婦さんのところへ相談に。社協がやっているふれあいサロンと、元気支援課がすすめているイキイキ地区活動。同じような活動なのにわかりにくいと、住民のみなさんからの指摘が以前からありました。自分の中でもモヤモヤしていて、なかなか新規開拓にも気持ちがのらない。そんなことで、ざっくばらんに相談に行きました。じゃあわかりやすく1本化しましょうとは、簡単にいかないのですが、話ができてすこしだけすっきりしました。まだまだ縦割りというか、わたしたちの都合ですすめていることがいっぱい。あくまでも、住民のみなさんが活動しやすいような体制を、根本的につくっていかなくては、・・・社協はそのための潤滑剤になっていけたらいいのになあと、思ったりして。ちょっとえらそうか?
 お昼休み、松波ヘルパーステーションへ写真撮影に。曇っていたけど、なかなかきれいに撮れたと思います。で、あわてて戻って、新潟石山地区社協の視察研修対応へ。今日は、実際に地域の公民館で実務についている指導員さんの話がききたいという要望があったそうで、市内3地区の指導員さんからもご協力いただきました。福祉の会設立時の状況なども聞けて、わたしもラッキーでした。
 途中で失礼させてもらって、松波のお茶のみの会へ。松波にもサロンはあるのですが、地域が広いために参加出来ない人もいるということで、支援センター赤坂山の職員が、市営住宅のそばに、月2回のお茶のみ会をすることになったのです。今日はその2回目。こじんまりとしていて、なかなかいい雰囲気でした。
 夜は、ボランティアアドバイザー養成研修会。新潟市ボランティアセンターのコーディネータさんのお話。自分達の仕事を振り返る、いい時間でした。


平成13年11月28日(水) 雨のち晴れ お当番:まめ
「けんか?ディスカッション?日記」
 昨日はお昼から、地域権利擁護事業の研修会で、生活支援員さん2人と一緒に、長岡へ行ってきました。専門員さんのお話のほか、実際に活動している生活支援員さんの事例発表。やはり、信頼関係を築くためにいろいろ試行錯誤している状況が報告されました。後半、特養の施設長さんから、対人援助についての講義があったのですが、後半かけあしで、核心が聞けずに残念でした。帰り道、生活支援員さんは、2人とも先生をしていたことがあり、車中、最近の教育事情が話題になりました。
 今日は、センターサロンの日。初めての方も何人かおいでいただいて、利用者、ボランティアさんあわせて20人近くのにぎやかな日になりました。それこそ、みんながそれぞれ好きなことをして過ごす半日。今日は折り紙がでたりしましたが、どちらかというと、小さな子どもさんや赤ちゃんの遊びまわる姿をみんなで眺めて時間が過ぎていった、というような感じです。それもまた心地よい時間。また今日は、介護者の方が、自宅のお年寄りをつれてきてくださいました。赤ちゃんを抱いたりして過ごしたその介護者の方、あんなにこやかな表情、はじめてみました。
 今日でちょうど1ヶ月。運転ボランティアさんがなかなか見つからなかったり、手さぐり状態ですが、少しずつ口コミでひろがってきて、うれしいことです。
 夕方、しげさん、りょうさんと3人で、めずらしくゆっくり話をする時間がもてました。社協事業の広報の仕方について、リフレッシュ事業や福祉大会の見直しについて、全体的な仕事の進め方についてなどなど。いずれにしても、いろいろな場面でわたしたちは、もっといい意味でのけんかをしていかなくてはいけないと思っています(・・・一般的には、けんかではなくて、ディスカッションというの?)。まずはそこから。今年は、自分達にとっては初めてのことばかりで、例年どおりにやってきたことが多いのですが、それでは後退する一方。もっとアンテナをめぐらせて、情報交換をしていこうと確認しました。


平成13年11月26日(月) 雨  お当番:まめ
「またまた現実逃避日記」
 ボランティアフェスティバルが終わり、福祉のひろばの原稿もひとまず手離し、つかの間の安堵。といってもしなくてはいけないことはたくさんあるのよね〜。午前中は現実逃避で、また急ぎでない仕事ばかりしてしまった。反省。午後からは、新しくやる講座の企画書をまとめたり、原稿の整理をしていました。
 外は雨風。しばらくチャリでこれないかな〜。


平成13年11月25日(日) 晴れ  お当番:まめ
「はしご日記」
 枯葉がカラコロ転がる音が心地よい1日。夕方、犬の散歩の途中、タイヤ交換している人を見かけて「むむ、もしやタイヤ交換日和だったのか?」と心配になったりして。
 今日は、今年最後の高田公園フリーマーケットへ。わたしとしたことが、帽子を忘れてしまい、日差しをよけながらのお買物。シャツ3枚、マフラー1枚、スカーフ1枚、CD2枚。まあ、なかなかのお買い物でしょう。
 なんかいい情報がないかなあと寄った図書館で「ヨーロッパ絵本原画展」をやっていたので、ふらりと入場。あまりみたことないような画風の作品がたくさんあって、ちょっとトクした気分。おまけに、リージョンプラザで高校生の文化祭「TEENS FESTA」をやってると知り、足をのばしました。高校生7人が「やりたい!」と立ち上げた実行委員会が主催。作品展示があったりダンスや演劇の発表があったり。柏崎の高校生も参加していて、ちょっと嬉しくなりました。柏崎でも、高校生や大学生のパワーを活かしつつ、感性を大事にできるようなイベントができないかなあと思いながら帰ってきました。あっ、書道と水墨画をあわせた「○○っていいなシリーズ」という作品が気に入ったのでご紹介。
「鳥はいいなあ、地面を歩かなくてよくて。とんぼはいいなあ、きれいな目をもっていて。花はいいなあ、笑顔がかわいくて。魚はいいなあ、泣いてもわからなくて。」・・・ちょっと胸がキュンとしました。
 柏崎に帰ってきて、何かいい情報はないかなあと寄ったソフィアセンターで、MOA美術展へ。子ども達の、元気な絵を楽しみました。
 ということで、今日はなんだか、ついでのつもりがいろいろはしごして、得した気分の一日。これから夕食当番。山のように積んである大根、さて、何にしようかな?


 平成13年11月24日(土) 晴れ  お当番:まめ
「世の中とは?日記」
 ボランティアフェスティバルが無事終了して今日。さっそく写真を選びながら、福祉のひろばの編集作業。・・・すでに原稿締切は、とっくにすぎてますが。
 昨日は詳しく書かなかったので、あらためて内容のご紹介。産業文化会館の2階、3階を利用して、市内で活動しているボランティアグループの活動紹介が中心に行われました。今年は、環境に関する活動を行っているグループや団体にも参加してもらったので、全部で36団体が参加。それぞれパネル展示、物品販売、体験コーナー、プレイルームなどを設けて活動をアピール。会場内中央に設けたステージでは、保育園児のお遊戯披露、朗読奉仕会が朗読劇、手話サークルが手話の歌、日赤安全奉仕団による救急法講習会、語り部の会の昔話、トルコ文化村の民族舞踊まで大勢の方が参加して、会場を盛り上げてくれました。来場してくださった方や出展者の方だけでなく、総合受付や会場案内、カメラマンなどで手伝ってくれた高校生や大学生、一般ボランティアさんとのお話も、また楽し。しゃべっちょのあたしとしては、至福の1日でした。
 初めての試みで、地域の茶の間コーナーも設置。来場者の方から寄ってもらったり、スタッフが和んだり。福祉センターサロンのPRをしたけど、反応はいまいち。まあ、ぼちぼちいきましょう。
 夜は、「こどものそら」実行委員会の打合せ兼忘年会。いやあ、またパンツ話で盛りあがってしまいました。あたしの行くとこ行くとこ、パンツ話で恐縮です。もちろん、パンツの話ばかりしてたわけではありません。「世の中の人は○○と言っている」・・・その世の中とか世間とかって、誰なんだという話題にまた目からうろこ。自分が正しいと思うことは、まわりに左右されず、自分の考えを通したいと日々思っているつもりですが、やっぱり世の中の風潮に流されている自分がいることに気付きました。なんていうのかな、私には今「それはダメだ」ときびしく言ってくれる人が必要なのかもしれません。
 そうそう、最近ドラマはほとんどみないのですが(確か、竹之内豊のでていた「Wiht Love」が最後。竹之内豊から間違ってメールがくるかも?とメールを始めたのに、いまだにメールは届きません)、新聞の見出しにつられて、アルツハイマー病を題材にしたNHKドラマをみました。学者である松坂慶子が若くしてアルツハイマーになって・・・という設定なのですが、胸がギューッてするくらい、切ない気持ちになりました。


 平成13年11月23日(金) 晴れ お当番:まめ
「ボラフェス日記」
 いよいよボラフェス当日。詳細はまた来週にでも、追加記入しますが、とにかくたくさんの人と会えてしゃべれて楽しかったのねん。あっちふらふら、こっちふらふらしながら、出展者の方、ボランティアさん、来場者の方等々、いっぱい楽しみました。だからこの仕事って、やめられないのよね〜。撤収作業も、あっという間に無事終了。こまごました片付けも、月曜日に持ち越すことなく終わらせられてホッ。で、これから打ち上げ。・・・・なのですが、わたしは先約の「こどものそら」打ち合わせ兼忘年会にいきます。みなさんごめんなさい。


平成13年11月22日(木) お当番:勝手にまめ
「福祉大会日記」
 第13回市民福祉大会。うっかり八兵衛の講演を聴くために(?)大勢の方が集まってくださいました。私は今日はカメラマン。うまく撮れたら、福祉のひろばに・・・と思うと、ちょっと緊張したりして。写真を撮りながら、受付をしながらの「ながら聴き」でしたが、八兵衛さんのお話も歌も聴きました。
 それにしても。また問題発言かもしれませんが、もう福祉大会の時代ではないような気がします。人を集めるための講師を呼び、満席になったら成功・・・。これでは意味がない。以前にも書きましたが、来場者数とか「数字」でまず事業評価することを、わたしたち自身がやめなくてはいけません。いずれにしても、来年は福祉教育研究発表会、ボランティアフェスティバルとあわせて、職員自身がもっとディスカッションしながら、何を伝えたいのか「思い」のはっきりしたものにしたいなあと思っています。
 福祉大会終了後は、会場を2階、3階に移して、明日開催されるボランティアフェスティバルの会場設営。大勢から協力してもらって、予想以上に早く設営できたのですが、まだまだ細かい準備品がそろってないので、今日も遅くまでおのこりになりそうです。 


平成13年11月21日(水) 快晴  お当番:まめ
「先が見えない日記」
 12月20日発行の福祉のひろば・・・・そう、原稿締め切りは昨日のはず。印刷屋さんごめんなさい。まだ、白いページがあります。
 おまけに、明日は福祉大会。終了後、そのまま翌日開催ボランティアフェスティバルの会場セッティング。ああ〜、そっちの準備もまだ手つかず。
 今日は、ボランティアフェスティバルの準備であわあわしているしげさんとともに、終わるまでおのこりします・・・・。あ〜、おなかすいた。
げげっ、雨が降ってる。・・・・あたしってば、今日チャリ。


平成13年11月19日(月) 晴れ お当番:まめ
「はげヅラデビュー日記」
 午前中、宮平サロンの忘年会に出席。ぜひ一芸をというリクエストに、保健婦さん、公民館指導員さんと3人で、転倒予防の寸劇をしました。あたしの役は、閉じこもりがちな亀蔵じいちゃん。作業服にはげヅラというあこがれ(?)の格好で女優(男優)デビューを果たしました。よかったよかった。
 昼食を食べながら、お隣の指導員さんと。やりたいことが思うようにできない状況について、いろいろお話。生涯学習課、福祉課、元気支援課、社会福祉協議会・・・・それぞれ目指すものに大差はないのに、業務が別々にわかれておりてくる。そんな大変な状況を語る姿から、日常のもどかしさがひしひしと伝わってきて、複雑な心境。
 あたしが声をだすべきことではないのかもしれないけど・・・。今後、あらゆる活動が、地域のコミセンを拠点にすすめられようとしているなら、関係する役所の職員、社協の職員が、しっかりと情報交換をしていくことが、絶対に必要です。現在は、残念ながら十分におこなわれているとは思えません。ここでも、自分たち中心の仕事の進め方ではなくて、実務に就く人たちの声をききいれた体制をととのえていかなくては、長期的にみて、柏崎市全体の社会資源に無駄がでるような気がしました。


平成13年11月18日(日) くもり  お当番:まめ
「しし座流星群日記」
 土曜日の午後、急に思い立って、しし座流星群を観る会を企画。暗くて広くてよく星がみえるところ・・・・やっぱ海でしょ!と思い、夜になってから海に下見に行きましたが、すごい風で息ができず断念。広田の湯のあたりがいいとか、ぶどう村がいいとか、いろいろ情報はもらったのですが、とりあえず福祉センターの屋上に決めました。といっても、誰の許可もなくやるので、ちょっとドキドキ。わたしのメール網で、密かにPRしました。
 どんより曇った空が気になる午前中、産業文化会館で開かれた柏崎フォーラムへ。かわいいリースを売ってるとの情報をいただいていたので、さっそく購入しました。市PTA連合会の展示コーナーでは、市内小中学校の校歌が掲示されてました。一緒に行った母とわたし、なぜか小学校の校歌は全部歌えるけど中学校の校歌があやしい・・・。小学校は6年間歌うしね、ということで落ち着きました。
 そのあと、松波の里まつりへ。こちらもまた、情報をいただいていた陶芸体験コーナーへ。残念ながら時間がなくてチャレンジできなかったけど、来年は一家で挑戦しようと思います。施設内全体がほんわかムードで、とってもいごこちよかったです。
 午後は、夜に備えて昼寝。・・・と思ったけど、寝ようと思うときって、なかなか眠れないもんです。
 そして、ドキドキしながら迎えた夜。11時集合のため、10時半ころ家をでると、なんとあんなにあつかった雲が晴れて、オリオン座が見えてるではありませんか!あたしって、晴れ女!と感動しつつ、ダウンを着込んでセンターへ。がしかし。・・・みんなで屋上に上がるころから、またまた雲がでてきて、とうとう一つも星が見えなくなってしまった。残念ながら解散して、みんなが自宅待機。絶対3時までがんばってみてやる!と気合十分。
 2時ころお風呂に入りながら、ちょっとウトウト。いけねっ、こんなことしてる間に、奇跡的に晴れていたら大変とあわてて上がって空をみたらなんとっ!!・・・・雨が降ってた。ガクッ。
 朝のニュース、全国各地で観測された流星の映像をうらめしくみながら朝食。とりあえず、数年前に買ったまま出番のなかった素敵なランプを、一瞬でも使えて楽しい夜だったなあということにしておこう。


平成13年11月16日(金) 晴れのち雨  お当番:まめ
「手すり1本日記」
 昨日の午前中、城東の茶の間へ。このサロンでは、年齢関係なく、地域の方が集まっています。保健婦さんから個別に健康診断をしてもらっている間おしゃべり。とっても買い物上手な方がおられて、最近入手した100円均一モノ、アイディア商品モノなど実物を見せてもらったり、使った感想をきいたり。庭でとれるゆずの活用法いろいろ・・・なんて話題も盛りあがりました。
 今日はリフトの運転。初めて行くお宅で、しかも周辺は工事だらけときいて早めに出発。予定より、かなり早く到着してしまい、銀杏の葉が舞うお庭で世間話。送迎先に到着しても、またおしゃべり。あ〜、こんなにしゃべっちょしてていいんだろうか・・・。雨が降ったりやんだりの変な天気でしたが、相変わらずリフト乗降のときにはあたらず感謝!
 午後はお休み。1級建築士さんとお話する機会がありました。最近介護保険や障害者関係の住宅改修を行なうことが増えたことにふれ、手すりはついてればいいってもんじゃない、という話に。ケアマネ時代に、ちょっと場所が違うだけで、手すりになったりタオルかけになったりする実状をみているだけに、興味深くききました。たった30cmの手すりで、立てなかった人が立てるようになる・・・。業者さんが壁の下地をみて「ここにつけるのは難しい」といっても、遠慮してはダメ。つけたいところにつけられないのは、プロではないと。・・・当たり前のことなのですが、意外に見落としがち。あくまでも、わたしたちはそこにいる「人」のことを最優先しなくてはいけないこと。あらためて、自分のことを振り返る機会になりました。
 そういえば。今朝、すっごくきれいな虹を見ながら通勤しました。駐車場で車を降りた途端、すごいあられ!一瞬にしてびしょぬれになったのですが、でもあられにたたかれながら、あたしは見ました!目の前の水たまりから虹がはじまっているところを。めっちゃ感動したっ!


平成13年11月14日(水) 雨のちくもり  お当番:まめ
「福祉教育研究発表会日記」
 朝から思わぬハプニング。サロンにくる予定の方が受診のためお休み。もうおひとりは、体調不良によりお休み。まあ、ひとりでもいれば・・・・と思っていた方が、けがをしてお休み。・・・ということで、はじまって以来の利用者0人!でもちっともめげずに「まあ、こんなこともあるさ」と、ボランティアさんのお茶のみに急きょ変更。初めてきてくださったボランティアさん4人も含めて、交流を深めました。
 さて、午後からの福祉教育研究発表会。立ち見も出るほどの来場者に感謝!初めての職員ばかりで、準備も十分ではなく、あたふたすることばかりでしたが、なんとか無事に終了しました。
 子どもシンポジウムの中で、中学生が「地域の中で、子どもからお年寄りまで一緒に集まれる場所ができるといいなあ」と夢を語ってくれたのに感激。大人たちが、こんなにもたもたしててどうするっ!エネルギーをもらいました。
 夜は打ち上げ。・・・飲み過ぎました。でも楽しかったのねん。


平成13年11月13日(火) くもり  お当番:まめ
「カンファレンス日記」
 夕方、地域福祉権利擁護事業でかかわっている方のカンファレンスに参加。ケアマネの仕事を離れてから、カンファレンスは久しぶり。今日は、ケアマネ、配食担当職員、ヘルパー、デイサービスセンター職員、市福祉係(障害者手帳関係)、高齢対策係(施設入所関係)、生活支援員、手話通訳者(兼隣人)そしてわたしの計9名。初めてでもあったため、今後どうするかというような話より、それぞれがどのようなかかわり方をしているかというような、確認作業が行われました。サービス担当職員については、たまたま社協の職員ばかりだったので、日ごろ顔をあわすことも多いのですが、あらためてそろって話をするのは初めて。カンファレンスをすることの専門的な意義はさしおいても、電話で声しか知らないのと、顔がわかって今後もおつきあいしていくのでは、まったく信頼関係においてちがうものです。
 そういえばケアマネの業務をしているとき、サービス担当者会議をほとんどひらくことができませんでした。忙しい中、みんなが集まれるのは奇跡に近いという状況でもあったのですが、1度でもいいから、かかわっている人が顔をあわせて共通理解をもつことで、実はかなり煩雑な業務が減ることにも気づいてはいました。共通理解が得られないまますすんでいくと、思わぬところで問題が・・・。そんなことを思い出しながら、今日はみんなの顔をみて、話ができてよかったなあと思うのでした。


平成13年11月12日(月) くもりのち雨  お当番:まめ
「現実逃避日記」
 終了した研修会の報告や、予算関係の調整、それよりも何よりも12月に発行する福祉のひろばの準備をしなくてはいけないのに、どうも集中力がなくていけません。早めにしなければ、福祉大会やボランティアフェスティバルの準備であおらあおらするのはわかっているのに・・・。今日はお昼休みに日記を書いているので、午後からは心を入れ替えて、めっちゃがんばろっと。雷がなってます。


平成13年11月10日(土)  雨が降ったりくもったり  お当番:まめ
「F1体感日記」
 予定がひとつキャンセルになったので、急きょヒストリックオートモービルが行われているツインリンクもてぎに行ってきました。全然仕事に関係ないのに、ここに書くことを許してください…
 着いたらちょうどF1のデモンストレーション。目の前で走るフェラーリをみちゃいました。何ともいえない金属音と破裂音に感激っ!それだけでも行ったかいがあったってモンです。他にもいろいろレースがあるのですが、このイベント、一般入場者もパドックの出入りが自由なのでホントにたまりません。あっちウロウロ、こっちウロウロ、満喫してきました。でも、日帰りはちょっと強行だったかも?ガムの噛みすぎで顎が痛くなり、歌の歌いすぎでのどがかれ、ふくらはぎもパンパンに。まあ、無事でよかったよかった。


平成13年11月9日(金) くもり  お当番:まめ
「阿賀に生きる日記」
 18日に開催されるリフレッシュ事業の、送迎コース作成。わたしも勤めてからン年が経ち、市内の道やかかる時間がわかってきたので、わりとスムーズに組むことができるようになりました。まだ若かりしころは、抜け道もわからず遠回りばかり。民家を探すのはなかなか困難で、間違えて隣の家を「ピンポン」したことも。車が右に曲がれば地図も右に曲げ、左に曲がれば地図を左に曲げていた悪戦苦闘の日々を、ふと思い出しました。
 午後からは、宮川のサロンへ。保健婦さんが血圧測定をしているあいだ、みんなでほうずきを鳴らしました。福祉センターの庭で倒れているほうずきがかわいそうで、最近はサロンへもっていくことが多いのですが、ほうずきの中身は昔、おやつみたいなもんだったときいて少しびっくり。わたしは、いつも水で流すのですが、みなさん吸いながら上手に中身を出してました。それから、ほうずきは「人の唸り声」が好きなので、あまり玄関先に植えない方がいいとか。ちょっと物知りになった気分。
 夜は、長岡で開催されている「長岡発、元気になろうよ!映画祭」へ。どうしても「阿賀に生きる」をみたくて、終業と同時にとんでいきました。会場に入ってすぐ、小林茂監督を目撃!おそれおおいと思ったのですが、青山先生(青山先生は小林監督といとこ)と会ったばかりということもあって、思わず声をおかけしてしまいました。自分でもびっくり!でもとっても気さくな方で嬉しかったです。
 映画は、新潟水俣病の舞台となった阿賀野川で暮らす3組の高齢者夫婦を中心に撮影した記録映画。なんというか、生きるってこういうことをいうんだなとじわじわ感じました。うまくいえないけど、わたしたちは今、いろいろなモノがあふれる生活を送っているのに、何も「無い」時間をすごしているような感覚をおぼえました。
 小林監督からは、12月の上映会で柏崎にきていただいた時に、またたくさんお話をお聞きしたいなあと思っています。


平成13年11月8日(木) 晴れ お当番:まめ(木曜日もとっちゃおっと)
「こどもの時間日記」
 午前中、西中通のサロンへ。ストレッチをしながら、みなさんの身体の柔らかさにびっくり。午後は、茨目の寿命延(じょんのび)サロンへ。チラシを切ったジグソーパズルで盛り上がっているところ。あたしもすっかり本気でがんばっちゃいました。おぼえたばかりの口腔体操もご紹介。あわせて、ほうずきをみんなでならしました。
 お昼休み、てんかん協会の活動に関する署名簿をもってきてくれた人がいました。彼は、時々窓口にきては、自分が描いた花の絵をみせてくれたり、日常生活の出来事や自分の活動について話を聞かせてくれます。すでに、事務所内では署名の回覧がまわっていたので、彼は当然わたしが署名したものと思って「署名してくれた人から、メッセージをかいてもらっているんだ」と用紙をくれました。…一瞬迷ったのですが、署名しなかったことを伝えました。適当に受け流すこともできたのかもしれませんが、彼には正直に話したい気持ちにかられたからです。
 わたしは、署名活動で署名をしたことがありません。決して、その活動に賛同しないからではなくて、署名活動について理解ができていないから。あきらかにおかしいことが、草の根的な厳しい活動がなくては変わらないことへの憤りと、「数」のマジック。どれだけの人が、しっかりと趣意書を読み、賛同して署名しているんだろう?なんでもいいからと、家族全員の名前を書いて数を満たしていく。もちろん、心から賛同して署名している人もいると思いますが、「数」がまとまれば、物事が動く…。いつも何かすっきりしないのです。
 そんなことを彼に伝えました。決して、あなたの活動に賛同しないわけではないし、とっても応援しているとも伝えました。…20分くらい、やりとりしたでしょうか。彼は、「いろいろな考え方があって当然だから」と帰っていきました。このことがよかったのかどうか、私自身わかりません。でも、彼には正直に伝えたかった。今日のことは、しばらくわたしの中で、あらためて消化していきたい出来事でした。
 夜、ボランティアフェスティバルの打ち合わせがあるにもかかわらず、映画「こどもの時間」を見に行きました。埼玉県にある無認可のいなほ保育園の記録映画で、ひとことでいうと「痛快」。100人の子どもたちが、好きなように「時間」を過ごしている。だれもダメとはいわない。泥にまみれた顔に今時あまりみない青っ洟。丸ごとテーブルにおかれた秋刀魚を手づかみで食べ、歯の生えてない子も大きなブロッコリーにかぶりつく、雨が降っていても外で過ごしたければ外で過ごす…。
 私たちが上映を予定している「こどもの空」のチラシを配らせてもらう関係で、ほとんど何も考えずに観に行ったのですが、始まってすぐにタイトルの意味にハッ!?あたしたちは、大人の都合で、子どもの時間をずいぶんこわしているんだとしみじみ感じた夜でした。


平成13年11月7日(水) 晴れ  お当番:まめ
「NPO設立!?日記」
 森近のかごばなサロンに、小千谷から視察の方がこられるというので行ってきました。森近のサロンは、男性が多いので有名。今日も、女性より多い男性の参加者に、小千谷の方はびっくりしていたようでした。
 うわっと柏崎を紹介していたら、森近の方でも滝の整備ができたのだと教えていただきました。ぜひぜひ来年のうわっと柏崎にのせてもらいたいとのこと。ん〜、あたしにはそんな力はなくって、申し訳ないけど、必ず誰かには伝えます!と約束しました。
 夜は「NPO意見交換会」。先回の勉強会を、それだけで終わりにせず、継続していこうと計画されたもので、喜んで出席しました。話の流れの中で、このメンツでNPOを設立する話が浮上。急に活気づいてきました。次回は、自分はどんなことをやりたいのか、具体的な話を出し合うことになりそうです。柏崎に風をまきおこすような、そんな活動になったらいいな〜なんて。


平成13年11月6日(火) 雨  お当番:まめ(火曜日もとっちゃおっと)
「課題日記」
 午後から「地区福祉組織代表者懇談会」。講師は、わたしの恩師でもある青山良子先生。先生は、現在長岡看護福祉専門学校の先生をしているのですが、春に再会したとき、一住民として地域の福祉活動にかかわっていることをお聞きしたので、基調講話をお願いしました。たまたま佐藤伸夫さんとも交流があるということで、通院後の伸夫さんを福祉センターにお迎えして、青山先生と昼食会。人のつながりっておもしろいね、としみじみお話しました。
 さて、懇談会の方は、先生の基調講話のあと、グループ交流会。各地区のいろいろなお話をきけるだけでなく、社協への課題もたくさんでました。例えば、役所内または社協との連携がとれていないとか、社協自身が何をしたいのか見えないとか。わたしには、しっかりしろ社協!というエールにきこえました。
 夕方、先生に無理をお願いして、職員の勉強会で対人援助についてお話してもらいました。
 支援センターの仕事をしているとき、たまたま3級ヘルパー講習で対人援助のコマを担当することになりました。緊張して眠れなかった前の晩、ふと先生が書いた「福祉の現場で働くあなたに伝えたいこと」という本を思い出して読んだとき、はじめてわたしは先生の影響を強くうけていたことに気づきました。あたしが日々気をつけていたことは、青山先生が学生のころに言っていたことばかりだったのです。なんでか、布団の中で涙がとまらなかったのをおぼえています。
 そんなこともあって、人と接する専門職として、もう一度自分自身を振り返りたいと企画した勉強会でしたが、予想以上に大勢のヘルパーさんやケアマネさんにきいていただいてよかったです。
 夜はまた、先生とお酒を飲みながら、いろいろお話。利用者を「お客様」として接する現状について話が及ぶと、「それはおかしい」と先生。お客様としてたてまつるより、対等な関係を築く必要があるのでは?と。ん〜。また、自分自身の視点の甘さを反省。
 以前、デンマークに研修で行かせてもらったときのこと。「先生、デンマークでは障害者の人のための売春婦がいるんだよ!」とわたし。すると先生から「一般の人には認められていないことが、障害者にみとめられるのはおかしい」といわれました。そのときから、目新しいことや一般的常識的に「よい」とされていることも、本当にそうなのかどうか考える視点を持つように気をつけてきたつもりでしたが、また「やられた!」という感じでした。
 青山先生の話をきき、ふと学生に戻ったような不思議な感覚。あのころの夢とかショックとか、もう一度思い出してみよっと。


平成13年11月5日(月) 晴れのちくもり  お当番:まめ
「研修準備日記」
 土曜日は、東本町周辺で開催された産業大学紅葉祭に行ってきました。あいにくの天気にもかかわらず、大勢の人がでていてなかなかにぎやか。なんか、嬉しくなっちゃいました。
 日曜日、とうとうあられが降りました。もうタイヤをかえる季節かあ〜としみじみ。なんとなく出かける気分ではなくて、ストレス解消に部屋の大掃除をしてました。
 明日は地区福祉組織代表者懇談会。今日はその最終的な資料の確認。初めての企画でもあるので、ちょっとドキドキ。いいことも悪いことも、たくさん話がでるといいなあと思っています。


平成13年11月2日(金)  晴れ  お当番:まめ
「鮭のふるさと公園日記」
 昨日は、地域食事サービスボランティア研修会。参加者23名と少なめでしたが、何かと忙しい時に集まっていただいて感謝感謝。こじんまりと和んだ雰囲気で一日過ごしました。
 午前中は、むつみ荘の調理員をしている大矢さんのお話。むつみ荘では夕食の配達をしていることもあって、共通する悩みなどについても話がありました。その後、ミニ調理実習。冬を前にみぞれを飲んでしまおう!ということでみぞれ汁とりんご煮。何がすごいって、レシピも何も無いのに、材料を前にしゃかしゃかあっというまに料理が出来上がり、同時に後片付けも完璧におわっているところは、さすがやり慣れてるみなさんと感激。2班にわかれて、同じ料理も少しずつアレンジしてつくったので、お互いに味見をしながらいただきました。
 午後は、グループ交流会。実際の活動で使っているおたよりや献立表をもちより、情報交換しました。柏崎で、食事ボランティアから生まれたレシピ集なんてできるといいなあと、ちょとたくらんだりして。わたしもなんだかのんびりおしゃべりを楽しみつつ、情報を聞けて、充実した時間でした。 
 夜は、「三夜連続百話物語」をききにいきました。「むか〜し、あったんてんがんの」で始まる昔話のリレー、ほんの最初しか聞けなかったのですが、やっぱり語り部って幸せな気分になります。あたしも習いたいくらい。
 今日は、上条つどいの会が「さけのふるさと公園」にでかけるというので、リフトバスの運転をしつつ一緒に行ってきました。心配したお天気もあたしのおかげ(!?)でよい天気。上条の保育園児も一緒に行ったので、また一段とにぎやか。外の遊歩道は、まだ整備が終わっていないので車いすの方はまわれなかったのですが、完成したらきっと素晴らしいところになるのでしょう。・・・肝心の鮭は、まだ2匹くらいしかいませんでした。
 今日は代休をもらって、金沢に姉を迎えに行ってきます!


                            
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